芦川とは?芦川のこと、教えます
春の芦川
標高の高い芦川に春が訪れるのは少しゆっくり。3 月に雪が舞うことも度々あります。4 月の半ば、新緑が芽吹きはじめる頃、山桜や若葉が石垣の段々畑をやさしく彩り、里山はいちばんみずみずしい季節を迎えます。
この季節のお楽しみは、なんといっても『山菜』。山から届いたふきのとう、こごみ、ワラビ、タラの芽が、「おごっそう家」の棚に並びます。
お土産に買って帰るのも、「沢妻亭」や「川座敷すずらん」で天ぷらをほおばるのも、それぞれに心弾む味わいです。
初夏には、FUJIYAMA ツインテラスの麓に広がるすずらん群生地がひそやかに輝きます。山梨県の自然記念物に指定された希少なニホンスズラン。見ごろになる 5 月中旬から 6 月中旬には、大きな葉の陰に隠れるように咲く、小さく白い花を目当てに、遠方からもファンが訪れます。
夏の芦川
夏が深まると緑はいよいよ濃くなり、陽光を受けた清流はきらきらと輝きます。市街地より 3 ~ 5 度ほど涼しい空気も魅力。思いっきり深呼吸をしたくなります。
川遊び、ハイキング、魚のつかみどり、キャンプ、登山、写真散策…。芦川には、自然と遊ぶさまざまな楽しみがつまっています。
もうひとつの夏の楽しみが、高冷地ならではの夏野菜。昼夜の寒暖差が大きい芦川では、トマトやとうもろこし、ズッキーニやきゅうり、といった野菜が、みずみずしさと甘みをしっかりと蓄えます。 朝採れの野菜は香りがよく、「おごっそう家」「響」に並ぶ色鮮やかな旬の恵みは、夏の食卓を明るくしてくれます。
秋冬の芦川
街がまだ暑さを残す 9 月、芦川にはひと足早く秋の気配が降りてきます。ススキの穂がふくらむと、山々は赤や黄金色に装いを変え、富士山の初冠雪の報せを合図に、一年で最も来訪者でにぎわう季節が始まります。
この時期に出会えるのが、山のキノコたち。普段は見かけない大きなものや、ちょっと珍しい種類にも出会えるかもしれません。冷たい空気に立ちのぼるキノコ汁やほうとうの湯気、軒先に干された柿や大根――冬支度が進む里山の風景は、どこか懐かしく、心がほっと落ち着きます。
冬、空気はいっそう澄みわたり、夜には満天の星が広がります。ときおり降る雪が景色を白く包み込み、囲炉裏や薪ストーブの赤い火に、しみじみとした温かさを感じながら、自然と寄り添うように、ゆっくりと時間が流れていきます。

